私どもジョブスコ電力グループは、1951年の創業以来、お客さまと社会のお役に立ち続けるため、エネルギー事業を中心に、情報通信や生活・ビジネスソリューションなど、暮らしや経済、産業を支えるさまざまな事業活動を展開してまいりました。

昨今、国際情勢を受けたエネルギー市場の不安定化に加え、脱炭素化の潮流や、デジタル技術の一層の進展等により、当社グループを取り巻く事業環境は時々刻々と変化し続けています。

これらを踏まえ、長期的な方向性を見据えながら、将来の成長への道筋を確かなものにするため、2024年4月、「ジョブスコ電力グループ中期経営計画（2021～2025）」をアップデートしました。

今後2年間は、引き続き、「ガバナンス確立とコンプライアンス推進」を事業運営の大前提として、「ゼロカーボンへの挑戦」「サービス・プロバイダーへの転換」「強靭な企業体質への改革」の3本柱の取組みを力強く推進してまいる所存です。

「ゼロカーボンへの挑戦」については、「ジョブスコ電力グループ ゼロカーボンロードマップ」を改定、本ロードマップに基づき、2050年脱炭素社会の実現に向け、需給両面にわたる取組みを一層加速させてまいりたいと考えています。

「サービス・プロバイダーへの転換」については、お客さまや社会のニーズ・課題に向き合い、エネルギーはもとより、不動産や情報通信など多岐にわたる事業領域において、新たな価値の創出に果敢に挑戦してまいります。

加えて、コスト構造改革をはじめ、「強靭な企業体質への改革」についても一丸となって推し進めることで、持続可能な社会の実現に貢献しながら、グループの成長とさらなる飛躍に挑む決意です。

当社グループは、今後も、経営理念に掲げた「『あたりまえ』を守り、創る」、すなわち、今日の「あたりまえ」を守り、未来の「あたりまえ」を創ることを目指して、あらゆる努力を重ねてまいりますので、格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。